セッション層とは
セッション層はOSI参照モデルのレイヤ5の規格です。
通信の開始から終了までの手順を規定しています。
役割
セッションの管理
アプリケーション間でコネクションを確立し、通信ができる状態にしています。
プレゼンテーション層とは
プレゼンテーション層はOSI参照モデルのレイヤ6の規格です。
データの文字コードや圧縮方式を規定しています。
役割
データを正しい形式で表現する
コンピュータ同士のデータ形式や圧縮方式などを合わせることで、形式の違いによる不具合を防ぐことができます。
暗号化や復号処理
データを暗号化することで、安全にデータの送受信を行うことができます。
アプリケーション層とは
アプリケーション層はOSI参照モデルのレイヤ7の規格です。
ユーザーが利用するアプリケーションが提供する機能や通信の手順について規定しています。
役割
ユーザーとアプリケーションの橋渡しを担い、通信プロトコルを提供する
Webサイトの閲覧には [HTTP]、メールの送信には [SMTP] などのプロトコルを使用することで、ユーザーがアプリケーションの機能を利用することができます。
まとめ
セッション層
コネクションの確立から通信の開始、終了までを管理している
プレゼンテーション層
データ形式を合わせて形式の違いによる不具合を防いでいる
アプリケーション層
ユーザーとアプリケーションとの橋渡しを担っている