OSI参照モデルとは その2

物理層とは

 物理層はOSI参照モデルのレイヤ1の規格です。

 データのビット列をケーブルが使用する各信号(電気信号・光信号・無線)に変換して正しく伝送するために、物理層ではネットワークの物理的な接続や伝送方式を規定しています。

 物理層で機器間を接続するケーブルや接続口の規格などを規定することによって機器間が物理的に接続できるようになります。

データリンク層とは

 データリンク層はOSI参照モデルのレイヤ2の規格です。

 直接接続された機器間の通信に関して規定しています。

 直接接続されている機器間の通信について規定することで通信相手を識別したり、データが壊れていないかどうか判断するエラー検出の機能があります。

まとめ

 物理層ではデータと信号の相互変換を行い正しく伝送するためのルールが定められている。

 データリンク層では直接接続された機器間で正しく通信するためのルールが定められている。